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【資材価格の高騰】足場業界にも影響?現場のリアルと今後の見通し
2025.09.12 金曜日
2022年以降、建設資材の価格高騰が全国的に続いています。
鋼材・木材・合板・セメントなど、さまざまな資材が影響を受けるなか、
足場業界にも無関係ではいられません。
本記事では、足場工事に関係する資材価格の動向と、その影響、現場での工夫について紹介します。
■ 足場に使われる資材とは?
足場工事で使用される主な資材は、以下の通りです:
•単管パイプ・支柱・ブラケットなどの鋼材
•足場板(鋼製・アルミ製)
•クランプ・ジョイントなどの接続部品
これらはほとんどが鉄鋼製のため、鉄スクラップや原材料価格の上昇がダイレクトに影響します。
■ 価格高騰の背景
•原材料費の上昇(鉄鉱石・原油)
•円安による輸入価格の上昇
•物流費の高騰(2024年問題を含む)
たとえば2021〜2023年の間で、鉄スクラップ価格は一時的に2倍以上に上昇したこともありました。
これにより鋼材の仕入れ価格も大きく変動し、
足場資材メーカーやリース会社が価格改定を行うケースが相次いでいます。
■ 現場や会社への影響
•資材の仕入れコストが上昇
•施工費用への転嫁が難しいケースも多い
•中古資材の再利用や、保管管理の徹底が進む
一部の現場では、「以前より1現場あたり数万円〜十数万円の資材コスト増」という声も聞かれます。
また、新品よりも中古資材を再整備して使用する動きも拡大しています。
■ 今後どうなる?
2024年現在、鉄鋼価格はやや落ち着きつつあるものの、
物流費や人件費の上昇が依然として業界全体に影響しています。
各社とも「施工品質を落とさず、コストをどう抑えるか」という難題に向き合っている状況です。
■ まとめ
足場工事に必要な資材は、世界経済や国内物流の影響を受けやすく、常に価格変動のリスクがあります。
現場レベルでは、中古資材の活用・メンテナンス管理・仕入れルートの見直しなどで対応しているのが実情です。
価格の動向は業界全体の経営にも直結するため、今後も定期的な情報収集と柔軟な対応が欠かせません。
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