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【注意喚起】空調服のバッテリーは安全?爆発・発火のリスクと正しい使い方
2025.08.08 金曜日
近年、建設現場の夏場の必需品となっている「空調服(ファン付き作業着)」。
熱中症対策として多くの職人さんに利用されており、弊社でも夏季にはほとんどの現場で活用されています。
しかしその一方で、空調服に使用されるリチウムイオンバッテリーの事故リスクが注目され始めています。
SNSや報道などでも「空調服のバッテリーが爆発した」「充電中に発火した」といった情報が散見されるようになりました。
本記事では、実際に起きた事故例や原因、安全な使い方をわかりやすくまとめます。
■ バッテリーが爆発することって本当にある?
結論から言うと、空調服のバッテリーも爆発・発火のリスクはゼロではありません。
多くの空調服では「リチウムイオン電池」が使用されています。
これはスマートフォンやモバイルバッテリーにも使われている高性能な電池ですが、条件が悪ければ事故につながる恐れもあります。
■ 実際に発生している事故例
製品評価技術基盤機構(NITE)や経済産業省の報告によると、以下のような事例が報告されています。
•空調服のバッテリーが充電中に発火(屋内での充電中、異臭がして煙が発生)
•現場で使用中、バッテリーが異常加熱しズボンのポケット内で煙を吹いた
•互換品バッテリーを使用した結果、発火事故が起きた
とくに問題となっているのが、「非純正品」や「安価な互換バッテリー」の使用です。
正規品より安価で手に入りやすい一方で、製造管理や保護回路が不十分な場合も多く、事故リスクが高まります。
■ 爆発・発火の原因とは?
主な原因は以下の通りです:
•高温環境での使用や放置(真夏の車内など)
•落下や衝撃によるバッテリー内部の損傷
•劣化したバッテリーを使い続ける
•非対応の充電器による過充電
•規格外の互換品バッテリー使用
現場では、充電器を複数で共有するケースも多いため、混在使用により誤って不適合な組み合わせになることもあります。
■ 安全に使用するためのポイント
事故を防ぐには、以下の点を徹底することが重要です:
1.純正バッテリー・純正充電器の使用
→ 不適合な組み合わせは発火リスクあり
2.高温・直射日光を避ける
→ 炎天下の車内や工具箱に放置しない
3.落下や衝撃を避ける
→ 使用後は丁寧に保管
4.充電中の監視と異常時の即時中断
→ 異臭・変形・異音があればすぐ使用中止
5.バッテリーの定期的な点検と交換
→ 膨張や液漏れがあれば即廃棄
■ まとめ:熱中症対策グッズこそ“安全第一”で
空調服は現場作業に欠かせないアイテムですが、扱い方を間違えると逆に命の危険に繋がるリスクもあります。
特に、夏場の建設現場は気温も高く、電池トラブルが起きやすい条件が揃っています。
空調服を「安全に・長く」使うためにも、製品選びや使い方に気を配りましょう。
熱中症予防と安全対策は、どちらも現場にとって欠かせない視点です。
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